灰じょんのブログ

灰じょんが10代の記念にブログを書きました。すでに20歳を超えたので、今は思ったことを書いてます。何卒よろしくお願いします。

たぶん、かぜ 2

で。なんであの話をしたかったのかというと、それを前提に話を進めたかったから。

 

shinkulock-john.hatenablog.com

 

 

2.3000年の歴史の間に人間は、この世界の覇権を取った。

そして、人間は変わったんじゃないかなって。みんなが飯を食べれるようになった。

基本的には強いものだけが生き残るのに、人間は強くなくても生き残れるようになったから。

自然のままだったら、死んじゃう人間も生きることが出来るようになったわけで。

 

どんな人間でも、今の時代は生きることができる。それは人間は人間を助けるし、人間が一番強いから。

 

それは体の丈夫さでも言えるのかなって。

新しいウイルスでも、強い遺伝子の人間ができる前にワクチンができるし、人間が結婚して子供を産むのも強い遺伝子だけじゃない要因が絡んでくる。硬いものを食べる必要はなくなり人間の歯は脆くなって、甘いものが増えて初めて虫歯ができて、飢えることが減って肥満が病気になった。携帯とゲームで人間は眼鏡を作るはめになった。

 

 

本来なら、弱いものが死んで、種族の中で強い遺伝子を持つ個体だけが生き残る。そこから強い子孫が増えていって、ますます生き物は進化していくのだろう。しかし、人間は弱くても生きることができる。ぼくらには他人を殺す権限はない。

つまり、弱い人も弱い遺伝子を残すことができるはずだ。

 

 

ここから先、言うことは危険な考え方だと思う。

 

 

風邪で寝込むような僕は、実は自然淘汰されて死んでしまう側なのだろうか。

僕じゃなくて風邪に強い、病気に強い、そういう遺伝子だけが生き残って、子孫繁栄して、人類は強くなるんじゃないのか。こんな僕は子孫を残せるほど強いのだろうか。生きるに値する強さなのか。

誰もが生き残ってしまったら、アップグレードは永遠に来ない。

 

 

これは危険な考え方。

 

 

僕は死ぬべき数側の人間なんじゃないかと、弱った心と体も持って、布団にくるまりながら考えたのである。

 

たぶん、かぜ。

 

https://youtu.be/8lx0vLTH_yg