灰じょんのブログ

灰じょんが10代の記念にブログを書きました。すでに20歳を超えたので、今は思ったことを書いてます。何卒よろしくお願いします。

性的なものに影響されてる…あぁ〜えっちだねぇ〜〜

 自分の時間が無くなるというのもある。

 

 実家に帰っていた。

 私は一人暮らしで、月に一回くらいの頻度で帰っていたのだが、ここ4週間ほど、毎週帰っていた。

 もちろんそれぞれ理由があった。

10/28 福岡旅行

11/3 京都旅行

11/11 行政書士試験

11/21 愛知に遊びに。

 自分の時間ってなんやねんという気持ちもあるが、YouTubeをひたすら流しながら、ゲームするような、虚無を過ごそうと思ったり、なんとなく二回くらい自慰行為をしたりする時間が欲しい。

 

 えっちなものの話。

 SNS見てるとほんとにえっちな画像を探すようになってしまってよくない。

 コスプレイヤーもえっちだし、スマホゲーのイラストがばんばん回ってくるのもえっちだ。

 そう言うタイムラインを作ってるのは、自分自身である。なので、避けるように企業のアカウントや何かといいアカウントをフォローして、タイムラインを綺麗にしてるつもりなのだが、検索といいねで作られるアルゴリズムは、否応なしに俺にえっちを押し付けている。俺はそれを積極的に拒否できていない。

 性的なあおりを喰らって、欲情してるのが物悲しい。俺は無力。大学で何を学んだんだ俺は。

 

 AVの話。

 私はAVに影響を受けておる。それはもうすごい。AVの配信サイトの大手FANZAのサイトを定期的に見ている。

 FANZAとは、動画配信サイトDMMのアダルト版だと思っていただけるとありがたい。

 そのには、2D動画、VR動画、電子書籍(グラビア、漫画)、同人(同人漫画、音声、CG)などがある。

 私は大体2D動画のサイトをネットサーフィンしてる。

 

 年がら年中AVのセールを行っている。割引率は大体30%オフが多い。(メーカーの30%オフ、ブランドストア、日替わりセールなど)

 コロナ前までは、一番大きな割引というのは、ゴールデンウィーク、お盆と年末年始の50%オフが大きかった記憶である。

 しかしながら、社会がコロナになった時に「10円セール」という大体30〜50作品を10円で売るという投げ売りセールをした。2年間で4、5回したのではないだろうか、俺も8割くらい買った。

 ここ一年はそう言った10円セールは無くなった。流石に投げ売りだったからだろうか。 

 その代わり、割引率が高いセールが時たまやるようになった。まさに今その人気上位作品70%オフセールというものをやっていて、まぁ安く売られている。

 

 ファンザの割引の変遷を語ったのはなぜかというと、俺みたいな、金の無い社会人がそう言うセールでAVをいっぱい買うと、購入済みの棚が一気に占領されるのである。

 数だけ言うと、今、200本近く買ってることになるが、そのうち4分の3がセール関係で手にしたことになる。

 

 そうなると、安いからと買った私は、好みではなくともそれを見る。

 「安いAVの規範的意識」をこの体に刷り込んでしまってる。AVの規範、つまり、避妊具の無いセックスとか、大体の決まった順番とか、激しい動きの行為とか「嫌がるのは喜んでる証拠」みたいな価値観の刷り込みを受けているのである。

 

 これに対して、AV買い始めた時から意識的に気をつけていたけど、でもやはり、難しい。

 AVサイトで煽動的なパッケージや売り文句のコピーライディングがあるし、俺はそれを大量に読んでいる。さらにはSNSYouTubeでもAV女優が出てきて、"男性の夢"を壊さないような発言をしたり、愛嬌よく振る舞っている。

 俺もこれだけの数を持っていれば「俺は世の中のジェンダーバイアスには誑かされないぞ!」と自己暗示をかけていようとも、無傷という訳には行くまい。

 

 話は逸れるが、AVのサイトに書かれる情報量は多いと思う。チェーンの家系ラーメン店ぐらい多い。

 そのくせ、形而上学的に最も重要で、我々に卑近な、限られたリソースから得る娯楽にとって、いや、もはや人がどう善く生きるかという大きなテーマと言っても過言ではなく、けっして抜き差しならない観点、つまり「良いか悪いか」については全く分からない。マジで目眩しの情報ばかりである。

 少し前に、ラノベタイトルやなろう系のタイトルが長大化してると言うのもあるけど、AVも似たようなもので、私が買い始める時には、すでにだいたいのAVもめちゃくちゃ長いタイトルだった。

 

 サンプルを見るのもあるけど「シチュ」「相手の属性」「関係性」はタイトルに書かないと気づかないのである。

 

 どこの本で読んだか忘れたけど、AVが他のメディアと異なる点に「スキップすることが前提で作られる映像作品」と言うのがある。

 映像を見る時には刺激が必要で、その刺激は個人により異なるため、常にシークバーを触りながら見ることになる。現代最大手のぽーんはぶは、通称「抜きどころメーター」と呼ばれる視聴回数が多かったところを棒グラフ形式で映像の時間に合わせるような仕組みがある。YouTubeでも同じシステムがある。あれである。あれをコスパの面から語ることもできるんだろう。

 

 しかし、サイトの映像が良いか悪いかは、実際は見てみないと分からない。判断をする前に見ることはできない。ただし、視聴者も金を出してる以上ハズレを引きたく無い。

 

 そのため、周りの情報やレビューが大事になってくる。

 

 ちなみに、最近の個人的な愚痴としては「福袋系」の商品に適切にクレジットがつかないから、もう少し丁寧にしてほしいというものがある。

 誰が何の作品に出てるか、あんまりすぐに検索できないから、分かるようにしてほしい。これは素人ものに出てくる女優の名前を出すべきなのか、出さないという夢を見るべきなのか、という問題もある。

 

 

 とにかく、私はAVの影響を受けまくっているという話である。

 私の手取り足取りも、きっとどこかのAVの真似事に違いない。できれば、一度もAVを見ることないままで、できたらな、と思うが、一度刷り込まれたものは戻せない。

 俺は無力。大学で何を学んだんだ。