灰じょんのブログ

灰じょんが10代の記念にブログを書きました。すでに20歳を超えたので、今は思ったことを書いてます。何卒よろしくお願いします。

せいあいにまつわる正解 その1

ばんちは。はいじょんです。

今回は、成人向けの話をしたいと思います。下ネタやジョークが強いので、お好みではない方は、そっとブラウザを閉じていただければ。

 

 

……いいですか? 読んでから悪口言わないでね。

 

 

……

 

 

……戻るなら今だよ。

 

 

……

 

 

はいどうも。

 

性愛。そうセックスにまつわるあれこれである。

GW前後からこのことばかり考えていた。セックスだ(セックスがしたい)

 

なんでこれを書こうと思ったかというと、自分で何考えているかわからなくなったからだ。この一年間は日本の大学生の中でも、結構な頻度で「セックス」という文字面を目にしている方だと思う。といってもまぁ、文学部でもないし、研究者でもないので、一般的な興味の範囲でセックスを勉強しているに過ぎない。論文を読んだことないので、最先端のセックスやジェンダーの話は聞かないでほしい。

性にまつわるトピックは多すぎる。あまりにも。私の事情を語るもよし。アンケート調査を比較する記事を出してもよし。童貞の話をしてもよい。性欲の話をしてもよい。とにかく話のネタに尽きない、と思っている。

しかしながら、性にまつわる話というのは、聞き手の気分が大きいと思う。

できれば他人のセックスの話にはたいへん興味はあるのだが、そんな話を聞きたがる奴はだいたいやべーやつだ。話す奴はもっとやべーやつだ。

また、家族では特にそのような話はしない。私が受精卵だったころの話、こればっかりは私も聞きたくない。

 

今日はお堅い話をしようと思ったが、セックスに固い話はあるのか?

 

 

……

うーん、なくはない。ジャブ程度の話をしよう。

おぼえがきなので、マジでこれをそのまま信じないように。

 

セックスではなく、ジェンダーの話もしよう。(セックスではないジェンダーは存在するのか? ジェンダーではないセックスは存在するのか? とか聞かないでね。俺も答えられないから)

 

正直まとめサイトのほうがシンプルで分かりやすいと思う。

 

でも、まあ、現役の学生の話を聞いてくれ。3000字あるけど。

セクシャリティとマイノリティについて。

今話題のLGBTの話をしようと思っている。

LGBT。レズ、ゲイ、バイ、トランスジェンダーの4つ。

それがもちろんすべてではない。

 

性の分け方において、私が一番しっくりくる性の分け方は

生まれた時の性(おちんちんの有無)×社会に要請される性(社会的にも俺は男だ)×興奮する性(私は女性に興奮するゾ)の掛け算がベースでいいと思う。

 

ただ、2番目の社会性を

自分が認識する性(私は男だ、と認識している鵜)×社会的にふるまう性(男としてふるまう、女としてふるまう)

ぐらいに分けるのもあり得る。

 

もう一つ大事なことは、この掛け算は、男/女だけではない。どちらでもなかったり、どちらでもあったりする。アセクシャルだとか、動物の性愛だとか。ちなみに幼女に対する欲情は、病気とみられる向きもある。

(ちなみにだが、病気というものは、常に不思議な存在だ。時代によって何が正常か、何が狂気なのかが常に変わっている。ジェンダーよりも「正常とは何か」というトピックを誰か勉強して俺に教えて欲しい。分かりやすく) 

 

 

というか、人間が哺乳類の進化の過程で、いつからパートナーを一対一で組むのが大多数を占めたのか。俺はそれが分からん。これも不勉強だ。誰か教えて欲しい。

 

今の日本の常識はあくまで「現在」「この場所で」通じる常識である。

 

 

同じ現代でも場所が違えば、一夫多妻制も採用されている。

人間の生殖器の形だけ見ると、どうやら乱婚型みたいだ。男性器の大きさや、睾丸の大きさ、精子の生産量。

(話がそれるが、男性の精液の中でオタマジャクシちゃんこと精子は5%しか含まれてないらしい。5%!! 少なくないか? どうやら快感物質を引き起こすエンドロフィンなどが含まれているらしい。生でやることは精液の側面から見ると抗うつの効果がある。ひえ。)

 

ちなみに、人間には発情期がない。厳密には「無い」と「されている」。

これはどうやら、常に性行為が存在することの裏合わせということらしい。

 

発情期があれば、発情期が無いということは、いつでもセックスの用意を万端にしておかなくてはならない。おそらく、今の日本では「上げ膳食わぬ馬鹿は無し」とかなんとか言えると思う。男女において「乗り気じゃない」と言えるのは生理を持つ女性だけである。男性は常に性的にばっきばきであることが求められると考えられる。

 

 ここらへんは、男性は常に女性の期待に満足を持って答えなくてはならない、という空気みたいなものがあると思われる。

フェミニズムを嫌う男性がよく言う「今は男尊女卑じゃなくて女尊男卑だ」みたいな事は、ぶっちゃけいうと、女性に対しての不満というよりも、こういう「男性に求められる規範(暗黙の了解のように縛り付ける空気のようなルール)」がきつかったりすることもある。男性であるとなかなか競争から抜け出せない。

 

(中年の男性の自殺率が女性よりも高い数字だったりするのは、たぶんそんな背景があると思ったりしたが、裏どりをしたことがないので、幸運にもこのブログを読んだ君は調べてみるとよいぞ。私に教えてくれても、教えてくれなくてもよい。

図書館のリファレンスサービスというのもあって、図書館の司書さんに質問を正式にたずねると二か月ぐらいでいい本を教えてくれるらしい。私は使ったことない。ネットで見た)

 

 

愛の感じる神経には、オキシトシンバソプレシンがある。

ふさわし異性に接近すると、ホルモンが出てパートナーシップを促進させる。それがオキシトシンとかバソプレシンらしい。

 

プレーリーハタネズミという動物がいて、それは一雌一雄、つまり夫婦のように生活し、パートナーを変えない習性がある。なんとまあ純情で一途な生き物だ!(人間はこのように、ほかの動物をまるで人間みたく感情や倫理があると思って語りたがるわけだが)

ここで面白い実験がある。プレーリーハタネズミのバソプレシンを抑制する受容体をぶちこむ。

すると、プレーリーハタネズミは夫婦制度を捨てて、乱婚型になるらしい。

おそらく、このバソプレシンが出るようになったことで、パートナーとまるで夫婦のように生活するようになったのだろうか。

 

 

なぜ動物の中に一雌一雄の習性が少ないながらも存在し、その形態に進化するのか? 実は答えが出てなかったりする。

人間はもうすこし複雑だ。文明を築いていく中で生存競争よりも、多くに性がいきわたる制度を採用した理由があるのではないか。

 

 

 

……何の話をしているか忘れてしまったが、ここらへんでまとめておく。

反省としては、やはり私の知識不足である。書いてみるとこんなにも分からないことがあるとは思わなかった。

 

また、自分で書いておいてなんだが、人間のセックスを語るのは難しい。

動物学者から見れば、人間を動物としてとらえるだろう。文化人類学では、フィールドワークで調べる方法がベタとされていて、動物や生物の習性をもとに人間の性を語ることは「生物学的基盤論」と言われる。生物学的基盤論は、あくまで生物学という文化のもとに考えられる考察であるからして、なんとかかんとかだ。わーーー!もうめんどくさいわ! わからん! だから俺はジェンダーが分からん! あんまり正しいことなどない。

 

 

みなさんは、これを読んで、よく分かっただろうか。

正直まとめサイトのほうがシンプルで分かりやすいと思う。でもそれだけじゃあならんわけよ。はいそうですかで、他人の人生を勝手に値踏みするわけにもいかんでしょ。

 

キリスト教がばんばんに強かったころは、同性愛者も処刑の対象だったわけで、そんな時代にたまたま生まれた同性愛者が死ぬ、そんな時代はさすがにもう終わらせたほうが良い。今は多様性の時代なのだ。たぶん。

 

 

文字数が3000字を超えたが、おそらく何の説明にもなってないと思う。

勢いだけで書いているので、文章がめちゃくちゃだね。

おぼえがきなので、マジでこれをそのまま信じないように。

 

 

 

ここまで読んでくれた方のために、読んだ本やサイトを参照しておこう。

たぶん読者が読むと「はいじょん、こんな本読んで、このレベルのブログしか書けんのか」と思われること間違いなしである。

久しぶりに見返すとびっくりするほど覚えてなくてワロタ

 

男性学入門」 伊藤公雄著 作品社 1996

(私は「男性学」から学ぶのが男性にはいいと思う。フェミニズムは本が多すぎる。伊藤公雄先生を信じろ)

 

『詳論 文化人類学 ――基本と最新のトピックを深く学ぶ――』「第6章ジェンダーセクシュアリティ」より 桑山敬己・綾部真雄編著 ミネルヴァ書房 2018年 なお第6章を書いたのは宇多川妙子氏

ジェンダーで学ぶ社会学』 伊藤公雄・牟田和恵編集 世界思想社 2015

 

・セックスから攻めたいあなたへ

「癒しとイヤラシ エロスの人類文化学」 田中雅和著 筑摩書房 2010年

(初めてまともに読んだセックスにまつわる本。途中の章で、著者が好きなAV(代々木忠作品)を熱く解説をするところは面白ポイントである。めっちゃすこすこのすこやった)

この田中雅和氏がトイビトというサイトにコラムを上げているので、よろしければ。

https://www.toibito.com/column/humanities/ethnology/1457

 

 

パンツだ!! と悟りを開いたあなたへ

「パンツが見える。 羞恥心の現代史」 朝日選書700 井上章一著 2002

(2002年で17年前だからと侮ってはならない。いい話だから)

現在、私は井上先生の「性欲の文化史」を借りている。めんどくさがりで読むかわからんけど。みなさんも気が向いたらお勧めである。

 

セックスワーカーについては坂爪真吾氏をたどるのが良いと思う。セックスについてもいい本だと思う。不倫、パパ活、風俗といった「夫婦や恋人の外にある性」の輪郭をなぞっている方だからだ。

NPO法人「ホワイトハンズ」を立ち上げ、運営しているので、まさに実践型の著者である。故に面白いし、学術的なところから離れている、と感じるかもしれない。(ちなみに調べるとこの方は東大の上野千鶴子ゼミ出身らしく、やはり上野千鶴子ミームはそこらへんにあると思わされる)

パパ活社会学で「ママ活は無い」という未来予想を外したりしている。たぶん未来予想系は得意じゃないのかもしれない。

「はじめての不倫学 「社会問題」として考える」 坂爪真吾著 光文社新書 2015

『「身体を売る」彼女たちの事情』 ――自立と依存の性風俗 坂爪真吾著 ちくま新書 2018

パパ活社会学 援助交際、愛人契約と何が違う?」 坂爪真吾著 光文社新書 2018

 

・生物の性生活についてはこちら。

『生きものたちの秘められた性生活』ジュルーズ・ハワード著 中山宥訳 角川書店 2015年

 

・私の趣味

「昼休み、またピンクサロンに走り出していた」素童著 ぶんか社 2018

マジで面白い。

 

 

内閣府のページも載せておきますね。

内閣府 平成30年版男女共同参画白書 概要版

http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h30/gaiyou/pdf/h30_gaiyou.pdf

内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書

http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/index.html

内閣府男女共同参画局

http://www.gender.go.jp/index.html

 

 

 

……………………………………俺、こんな勉強やってきたんだな、ちょっとだけ感動したわ………………………………あんまり覚えてないけど…………………………