灰じょんのブログ

灰じょんが10代の記念にブログを書きました。すでに20歳を超えたので、今は思ったことを書いてます。何卒よろしくお願いします。

いずれ菖蒲か杜若、遣らずの雨の花軍

こんばんは、灰じょんです。

実家からお届け。明日は有給休暇なので、夜更かししています。


タイトルを綺麗な日本語にした意味付けはないんですけど、5年前に買っていた「イラストでよくわかる 美しい日本の言葉」を家に帰った時に読んだら、知らない言葉があったので使ってみました。

いずれ菖蒲か杜若(いずれしょうぶかかきつばた)

遣らずの雨(やらずのあめ)

花軍(はないくさ)


気になった方は検索か、この本をお買い求めくださいませ。680円+税なのでけっこうお買い得ですよ。


近況トーク

前回からの変化。

ウマ娘やってます。というか、前のエントリ、ブログ記事がウマ娘が可愛いと言う中身一本で更新しました。

なんつうか、流行に乗ってノリに乗ってやってます。ソシャゲの周回は久しぶりですね。ウマ娘可愛いねぇ、特に誰推しとか思いつかないので、箱推しということにさせていただきます。


音楽

Spotifyで音楽を聴いています。フレデリックと藤井風とBase Ball Bear

 昨日2021/06/04にBase Ball Bearのオンラインライブ配信があり、本日06/06日放送「関ジャム」で、Base Ball Bearのギターボーカルの小出祐介さん、こいちゃんが出てました。

 ライブも最高の最高だったし、テレビのこいちゃんは良いし、いやー、Base Ball Bearってよくね?

 やっぱりBase Ball Bearってよくね?!?! ってなってます。


本の話。

前回から3冊、読んだので自分を褒めるためにもここに書きますよ。偉い、偉いなぁ〜、本を買う費用の1.5倍ぐらい金使って読んでる気がする。喫茶店で読むことが多いんです。家で読める方が羨ましいわね。


・僕たちのBL論

 サンキュータツオ春日太一さんの、男向けのBL論入門。なんとなくアニメや漫画、百合が好きなんだけど、BLはホモだしちょっと、ぐらいのスタンスの方にいいかもしれないです。

 私も理解できない部類だったのですが、読んで、なるほどと思いました。物事の理解ができない時は、理解できる方の論を聞くといいですね。この本は私に取ってバランスが良かったので、BLに対して理解が進みました。結論として、私は、なーんの面白みもないつまんないストレートの性癖であることを自覚させられますが。


有頂天家族

 京都に住む、人間、天狗、たぬきのドタバタ話である。あんまり話が分からん感じもありましたが、勢いよくすっかり読めたので、楽しかったんだと思います。

 森見登美彦×京都はいい。

 森見登美彦の影響で「京都の街並みと文化的豊穣の中で、うだうだと下宿し、楽しくも仄暗い学生時代を送っている人生」を選択することがステータスだと思ってしまっています。私の大学生活は京都でもなく、下宿でもなく自宅から通ってましたし、京都には修学旅行ぐらいでしか行ったことないですね。

 なんか、京都、文化的にやばくね? 憧れしかないけど、もう私の人生ではその時期を逃したので、これからは「京都いいなー」とかクダを撒いていきたいと思います。


生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗な研究

 みなさん、ご存知の大学教授、仲野徹先生のエッセイです。大阪大学大学院の生命科学を研究されている先生です。

 話は変わりますが、みなさんは、ご存知の大学の教授とか何人いらっしゃいますでしょうか? なんかこの人の名前の本見るなぁ〜、とかこの先生の本は無条件で批判を加えることなく信じちゃう、とかですね。私は仲野徹先生、大竹文雄先生、國分功一郎先生や古田徹也先生とかですね。仲野徹先生はNHKの「又吉直樹のヘウレーカ!」という番組で何回が出演されていたので私は知っていました。


(他に挙げた先生も割と有名どころだと思いますが。あー、でも今だとあれか、ウンベルト・エーコとかサピエンス全史の人になっちゃうのかな…? 読んでないけど…)


 野口英世森鴎外北里柴三郎の有名人から全く知らない人まで、生命科学者たちの伝記を仲野センセが一歩引いた姿勢公正に見ています。

 同時にここまでこれをやるのはすごいと褒めたり、ちょっと怪しいところに対してこの伝記の書き方は肩入れしすぎですわぁ、とか大阪弁らしい雰囲気で愛を持ちつつ、物語の整合性を保っており、これは偉い本です。

 生命科学の知識は全く無いんだけど、まぁ、それは適当に読み飛ばしながら、ふむふむと読むと賢くなった気がする本です。仲野先生の文章には表現の妙が光る瞬間があり、そのフレーズの意味を調べたりすると日本語の勉強になりました。


・いんよう!同人誌「まちカドかがく」収録「POISON GIRL BAND研究〜サンキュータツオこお笑い文体論〜」

 これは、私がよく聞くポッドキャスト「いんよう!」の中で「まちカドかがく」という同人誌が生まれたのですが、その中に記載されているある種の論文的なものになります。

 お笑いコンビ「POISON GIRL BAND」が不当に低い評価をされていると感じているサンキュータツオさんが、180ページかけて論じています。

 中身はとても面白いですし、すげぇ熱量とある種の愛とも呪いとも呼べる執念が漂っていて、これはすげー、となりました。

 そもそもお笑いにやり方とかあるんですね。学びました。もっと賢くなりますわよ。


 ということで現状報告でした。

 それでは、また。

 みんな、どんな本読むんやろうか…。