灰じょんのブログ

灰じょんが10代の記念にブログを書きました。すでに20歳を超えたので、今は思ったことを書いてます。何卒よろしくお願いします。

電車の中でエスプリを見せていくゥ

 行きの電車の中で、過去に揺蕩う私は、どこに向かってるのか分からなくなる。電車は一本道なのに、乗客は無数のゴールへ向かう。私はそのどれからも違う選択を取ることに、孤独に近しい寂しさと、誰とも違う自己同一性に喜ぶ。束の間の各駅停車。夕暮れの光は、スマホの画面を見えにくくする。同じくらい現実まで見えにくくて、私にはサングラスもサンバイザーもない。光に向かって歩いているはずなのに、光を遮るものはない。雨も降らないほど乾いた感性の土を歩いているのに、心の奥のぬかるみは「傘をくれ」と叫ぶ。冬の憂鬱に乗せられて、少し粋がった文章を書いて「エモさ」を見せてみたが、私は年末年始をとても快く過ごしている。唯一の不満は実家ではシコりにくいことと、金がないことである。二つだった。これから同期との飲み会である。

 

 こういうポエムはいくらでもかけるが、ちょっとロマンに欠けるかな。