ポエムシリーズ 4
これから始まるリミックス
散弾銃となった詩
人の話を聞いてる隙間に自分の話したいことを考える。
思いつきに思いつきをぶつけて
相手に適当に行間を読ませる
文脈が乱れまくって
AイコールAのトートロジーを繰り返す
100年前のラブソング
テープが擦り切れて何も聞こえない。
カラオケから流れる
B級のBGMと社会的背景を持ったラブソング
売れるだけ売れたあのシンガー
歌詞の意味は分からない
ただ、あの曲を聴いていた時の
好きだった人の顔を思い出した。
せつなくて、でも、心から楽しそうな、あの人のこと。
横浜は東京の夜7時。
睡眠は取らないより取ったほうがいい
次は夢の中で絶対に殺す
ひと思いにやっておしまい
愛だと思って受け止めるから