人間は起きたことを知覚した瞬間、同時に寝ていたことを自覚する。
という真理を見つけてしまった。エチカ!!ヘウレーカ!!
最近の夢の話。
最近、怒ったり声を荒げる夢が多い。最近っていうか、さっき見た。
前も見た気がするが、夢の記憶って振り返るとごっそり抜け落ちてる。
夢とは何か?
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
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河合隼雄は日本においてユング派で有名な人である。箱庭療法を日本に持ち込んだ、というか発明した? ひと。
ユング派というのは、20世紀初期の精神科医カール・グスタフ・ユングが生み出した潮流の流れらしい。
ユングの師匠はフロイトって言うリビドーおじさんがいるが、ユングとフロイトは途中で主張の食い違いでたもとを分かつことになる。
まぁ、詳しく知りたい人は、ユングかフロイトの本を読むのが良いかもしれない。もしくは心理学部のある大学に入ろう。といっても、心理学部はカウンセリングよりも統計を勉強させられるらしい(知らんけど)
経済学部生の私は去年「河合隼雄著作集」全13巻全部読んだらーよ!! という勢いとともに一巻を図書館で借りた。
図書館にある河合隼雄著作集は1巻だけが本が途中で開かれた跡があったり、多くの人に読まれていた跡があったが、2巻から13巻は綺麗なままだった。つまり多くの賢人たちが1巻だけで旅を終えているわけだ。
……僕も一巻だけしか読んでないんだけど……
……2巻の途中で違うトピックに飛び移ってしまったね……
そして、一巻の内容はあんまり覚えてないんだな……なんかすらすら読めたことと、読んでる時にすごく脳内にイメージが湧き上がってきて、なかなかつよい読み物だった記憶がある。心のエネルギーを使ったっていうやつ?
一巻を読んだ時にボケーっとしてしまっていたらしく、お風呂の栓をし忘れてお湯を出した。
その時に文化人類学の先生にこのほんの話ししたら「あぁ、あれは嘘っぱちだよ」って言われて、ちょっとびっくりしちゃったね。
文化人類学は、とにかく先にフィールドワークがある。
夢や占いや性や文化。フィールドワークなどせず部屋にこもっている私も多少垣間見しているが、多くの世界が広がっていて、その度に「俺は何者なんだ」とか「普通は、ここじゃ普通じゃない」ということを知らされる。
様々な文化がある中で、20世紀初頭の心理学が世界をまとめあげようという稚拙な理論と傲慢さが鼻についたのかもしれない。
ぶっちゃけ嘘って意味もわかるね。
フロイトが夢分析において、夢に出てくる棒状のものを全て男性器に見立てたように、ユングも夢分析において、神話のモチーフを使ったりした。
その神話が、あたかも昔から人間の本質であったかのような前提。
本質主義警察が黙っちゃいないね。
結局それが心理療法の道具として使えたかもしれないんだけど、正しいかどうか分からんって話なのかな?
ユングの話を始めたけど、全然勉強してねぇからマジでなんも分からんのよな。
なんつうか、意味論って感じ。
全ての話を意味付けていくっていうのはかな。
カウンセリングで話す言葉や夢ってなんか意味あるんじゃねぇかなって感じなのかな。
アドラーとかだと、本人の無意識は他人の周りに漂ってるという話で、他人の言葉かつ自分の耳に入ってくる言葉は、きっと自分の無意識(聞きたい言葉)に直結してるだろう、みたいな話だった気がする。
ユングとフロイトの功績は、無意識の発見をしたことだとかなんとか、自我と超自我について。いろいろあるらしい。
僕自身は、この感覚を理解したっていうか体感したから、この話にすごく「あーね!」って言えるんだけど、他人に説明するのは全然できないな。
うーん、20世紀初期の心理学詳しい人いねぇかな……
なんか、曖昧さに曖昧を混ぜ、雑談に雑談を重ねるブログになってしまった。
最初の「夢とは何か?」についての問いをちゃんと答えずに終わろう