本日、キュウソネコカミのライブに行ってきた。
実は、1年ほどキュウソネコカミを聞いてなかったのだが、ライブはとても、楽しかった。6割くらい曲が分かった。
思い返せば、聴き始めたのは高校生2年生くらいのころだった。
あの頃はキュウソネコカミにだいぶ心を寄せていた。まだ誰も歌っていないような内容をギターにのせて歌う姿。「スマホはもはや俺の臓器!」という強い言葉。刺激的でかっこよかった。
これに憧れて、ぼくは自分のことを「真面目系クズ」だと思っていた。そう演出していたかもしれない。頭が良く、真面目で出来るのに、思考がクズで残念な〈なんかある〉やつ。
20歳になって、それが剥がれている。もう僕はみんなが認めるほど真面目でもなく、元から心配されるほどのクズでもなく、なんだか分からなくてなった。
自分の存在とか、アイデンティティとかの説明がめんどくさくなって、誰かが僕のことを「普通の大学生」と呼び始めた。