もうそのまま。
米津玄師になりたい。
あんな良い歌詞がかけていい歌が歌えて、180センチを超える高身長イケメンで菅田将暉と友達になれる人。日本におらんだろ、そんなやつ。
憧れである。
言わずもがなアンナチュラルでlemonがヒットしてる。
ドラマは見てないので、あれだが曲は聞いた。YouTubeで。私はフリーライダーである。
とにかくええ曲やないか!! って感じで、私がわざわざ褒めなくとも世間が褒めているんだが、おらもほめてぇぞ!
とにかく詩が良い。分かりにくい言葉もないし、歌詞で状況と心境がきちんと想像できるし、下手な文もいれてない。とてもきれいに磨かれた感じがする。とても丁寧に作られた曲なんだろうと思った。
とにかく才能って感じだ。
羨ましい。私もそんな才能欲しい。
私は詩を書く時に例え、比喩をとにかく使ってしまう。比喩でうまく例えられたらもうオッケーって感じ。全てを例えでうまくいってやろうという下手な意気込みで、気持ちがきちんと伝えられるようになってない。
うまく伝えようという気持ちよりもうまく例えてしまおうの方が強くなる。これはあまり良くないと思ってる。
いいなぁ、米津玄師。
まさに稀有な音楽家って感じだ。
個人的には何回もヒットを売り出してるような気がしていたが、アンナチュラルで初めて知った方が結構多いらしい。ただ私は運良くデビュー当時から知っていたに過ぎない。とにかくYouTubeに曲がいっぱいあるので聞いて欲しい。
確かYANKEEをだしてたぐらいの時期は、米津玄師さんは月に一回、2時間ほど歌う配信をしていて、私はそれがすごく楽しみだったし大好きだった。その時は2.3万人が聞いていて、たまにうまくつながらないってこともあった。
生配信の最初の三曲くらいは決まっていて、カントリーロードがあった気がする。配信では基本的に途中で酒が入り、声が掠れた丸の内サディスティックなんかが聞けた。だいたい最後の方に歌っていたパンダヒーローのセルフカバーも好きだった。
歌う配信以外でも、彼の友達が出てきて、ふたりでしゃべる配信もあった。こちらの視聴者はだいたい2000人を超えるか超えないぐらいのものだ。米津さんが歌うわけでもなく、聞き役に回ってることが多かったし。私もこっちはそんなに聞かなかった。
その時にシャンデラの歌を歌っていた記憶がある。4フレーズぐらいで、シャンデラの名前を呼ぶだけの曲ともよべないなんかだった気がする。「あとでツイッターとかに切り取ってあげちゃダメだよ」って酒の飲みながら、楽しそうに言っていた。
また、去年くらいのキャスで最近良かった映画の話をあーだこーだとしていたら、米津さんの携帯にRADの野田洋次郎さんから「君の名は?」っていうラインが来た、という個人的にはめちゃくちゃ好きなエピソードもある。
その時間に野田洋次郎さんはツイッターでも「君の名は?」とつぶやいていたが、そのつぶやきの本当の意味を分かっていたのは、あのキャスを聞いていた1800人ぐらいしか知らないのだ。ふははははっ。羨ましいだろう。
なんてたってその配信、深夜から始まってたし、米津さんが切り出したその話自体は朝の5時か6時ぐらいにやってたんだぞ。まともな生活の人が聞けるわけもない。
むしろ俺も良く聞いてたわ。たまたま早起きしちゃっただけなんだけど。タイミングおかしいだろ。
と、思い出したので忘備録がてらに思い切り書きまくった。いつか読み返す時に懐かしむだろう。
だんだん米津さん自身が配信をしなくなってしまって悲しい。
アーカイブを残さない形でしていた配信を、誰かが勝手にアップロードしはじめたから。と本人はつぶやいていた。あと彼自身がより忙しくなったと思う。
多分ネットにあげてるやつもそれなりの善意なんだろう。
でも、その善意で僕の楽しみが減ってしまったことは、善ではないと思ってる。